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チアレッジタイムズ トピックス 代表三輪のコラム

投稿日:2024年9月1日

NO.29 元氣になる勉強会~〝感動〟の善循環

~代表・三輪康信からのメッセージ~
「元氣になる勉強会~〝感動〟の善循環」
社内木鶏会感想文 & チアレッジタイムズ委員会より

 

「元氣になる勉強会~〝感動〟の善循環」

先月、北海道千歳市の話題の施設、「道の駅 サーモンパーク千歳」でのセミナー(主宰:和田一廣先生)に参加してきました。運営しているのは TTC グループ(本社、静岡県熱海市、河越康行社長)。この施設の新しい運営会社を千歳市が公募、TTC グループが選ばれたという経緯があるのですが、一番に感じたのは、経営母体が変わると、同じ建物、設備でもこれほどまでに変わるのか!ということ、そして、現場で働く人財力が、いかに大事か!ということです。現在、TTC グループに運営委託されている道の駅は 11 施設、その全てが繁盛店となり、高い評価を得ていますし、「道の駅 常総」ではメロンパンの売上で世界記録を樹立しています。
今回は、その施設の運営責任者である河越基光氏(株式会社 TTC 飲食事業部長兼株式会社ムーバー取締役専務執行役員)と和田一廣先生の講話、そして施設内の「グリルレストランサーモンキング」での懇親会という内容でした。

感動を呼んだスタッフの皆さんの立ち居振る舞い・笑顔、活気溢れる施設の空気感

スタッフの皆さんの表情、言葉、立ち居振る舞い、空間全体がとにかく心地いいんです。
私は今回の遠征で、空港、飲食店、ホテル、ゴルフ場、色々なところに立ち寄りました。比較してしまうせいか、そのほとんどのところで、どうしても「やらされている感」が出るというか、仕事への思い入れが感じられず単なる作業になっているように感じてしまいました。
でも「道の駅 サーモンパーク千歳」のスタッフの方々は圧倒的に違います。とにかく「喜んでもらう」ことに一所懸命、そのエネルギーに満ち溢れているし、熱量がすごかったんです。

「感動」を創っている会社です 私たちの商品は「感動」です

まさに TTC グループが掲げる理念そのものでした。和田先生は「リピート客のいない仕事は、仕事ではなく作業になっている。感動のない仕事は価値がない」と言い切られました。感動には相互反応があって、感動した人を見て自分も感動する、喜んでくれている姿を見て、自分も喜ぶ、もっとやろう!という気持ちになります。そういう中でリピート客も増え、仕事が楽しくなり、成長していく、TTC グループの方々から、そういう善循環がまわり、自走している組織であることをまざまざと感じました。

人間は感動すると元氣になれる

前職で、月に 3 回ほど大阪の本社から関東への出張を日帰りでしている時がありました。毎回、始発に乗って終電の新幹線で帰るという弾丸ツアー、新幹線の中でビールを飲みながらお気に入りの「フカヒレあんかけ炒飯弁当」を食べるのが密かな楽しみ、その日も社長と一緒で疲労困憊ながら、私はいつものお弁当屋さんに並びました。時間的にも混みあう中、私は女性の店員さん側に並んでいたのですが、もう一人の男性の店員さんがふとこちらを見て「あっ!どうも!いつも『フカヒレあんかけ炒飯弁当』ありがとうございます!」と声をかけてくれたんです。大勢のお客さんを接客する日々、私など覚えているわけないと思っていましたから「この人、覚えてくれていたんだ!」と感激しました。
それまで私に残っているエネルギーはゼロでしたが、彼のその一言でもうすごく元氣になったんです。期待値をちょっとではなく「えっ!」と驚くくらい上回ると人は感動します。人って感動すると元氣になるんですね。「道の駅 サーモンパーク千歳」もまさにそうでした。

熱量は伝播する

松下幸之助さんの「社長というものは、何よりも熱意においては、その会社において一番のものをもっていなければならない。社長にそれがあれば、社員もそれを感じて、知識あるものは知識を、技能あるものは技能を、というように、それぞれに自分のもてるものを提供し、働いてくれるからである」という言葉がありました。
和田先生も「経営者に大事なのは情熱だ」とよくおっしゃっていますが、TTC グループの河越社長も大変な情熱、熱量の持ち主です。経営者の熱量が高ければ高いほど現場での熱量も高くなり、現場の中で感動体験を繰り返していくから、社員も自ら発電しだします。そこに熱を送り続ける経営者、リーダーの熱量、これが他との何より一番の違いになるのでしょう。
「現場に元氣がない」と言いますが、それはトップに元気がないから。「現場に熱がない」のは経営者に熱がないから。経営者が自身の情熱を、エネルギーを伝え続ける、それが最初の一歩。最初は反応が悪くてもトップがあきらめずに語り続ければ「社長がそこまで言うならやってみようか?」となって、それで少しでも結果がでれば嬉しいし、「喜んでもらえた!」ことが自分の喜びに、善循環につながっていくのだと思いました。

感動して元氣になる→希望が生まれる→行動する→結果につながる

感動するとエネルギーがわきます。「うちの会社でもこういうことならできるんじゃないか?」と思いを馳せているうちに私自身も熱量が上がり、希望が湧いてきました。改めて感じました。経営者、リーダーこそ、こうした上質な会社やサービス、そして今回のような勉強会を体験し、感動することが大事なのではないかと。私も今回の勉強会で、充電というより感電したかのようにたくさんのエネルギーを取り込むことができました。
経営者であれば、そうでなくても悩みは尽きないものですが、素晴らしい人に出会えたり、感動的な体験をすると、人は元氣になって、希望も湧いてきます。その希望が行動を生み、そして結果をつくっていきます。また、そうした感動的な体験をすることで得たエネルギーを自社に持ち帰ることで、会社全体も元氣にしていくことができます。今回、感じた「体験の価値」、今後、皆様にこのような素晴らしい体験をご提供できるように準備したいと思っています。

【社内木鶏会 感想文】

*人間学を学べる月刊誌「致知」をテキストに「社内木鶏会」を毎月、開催しています。全員が指定された記事の感想文を発表し、その中で選ばれた感想文です。

<対談 ~紛れもない私を生き切れ>

感性の哲人・行徳哲男氏、九十二歳。米国の行動科学と感受性訓練を東洋の禅と融合し「感性=紛れもない私」を取り戻す研修を創始した人物である。スポーツキャスターの松岡修造氏も受講者の一人だ。衝撃的な出逢いから約三十年の時を経て、師と弟子が今回初めて本気で語り合う「日本人にいま伝えたい魂のメッセージ」。

<今月の選出感想文>

存在が不鮮明、自分を生きていない、自分が不確か。読んでいて、まさに現代の人々に当てはまる言葉だと感じた。一人ひとりが自分を生き切っていないというアイデンティティクライシス。ルーティン
のように月曜から金曜まで仕事をして、土日に休息をとる。その動作の中に確固たるアイデンティティは存在しておらず、紛れもない私を生きてるという証はないのではないだろうか。それなのに、私らしくとか私にしかできないことをとか、想いだけはもっともらしいことを考えてみたり…。頭でっかちな自分に、行徳先生が言われた「現代人は文を学んで行動しない」は胸に突き刺さる思いだった。
また、過去を振り返った時に、かつての日本人には氣魄と氣力が漲っていたように思うが、現代においてそれらを感じることは少ない。致知で書かれるような著名人の考え方や行動も、どこか自分とは違う世界の人、という想いで読んでいた節もあり、自分の氣魄や気力のなさは仕方がないと言い訳を並べたい気持ちも正直あった。しかし、こうして生きている以上、なんとなくで日々を過ごすのではなく、自分のアイデンティティを確立し、どうしたい、どうありたい、を考え実行していくことが大切だと思う。この先、生き切った時に後悔がない人生であるように、私を生きてる証を実証していきたい。
〔管理部:野田 陽子〕

【ご来所くださったお客様へ チアレッジ流お迎え】

チアレッジでは、お客様にご来所いただいた際、感謝の気持ちをお伝えする為に、ウェルカムボードを用意しております。「こんなお迎えされたことがないです!感動しました!!」「素晴らしいですね!」等々、お客様より嬉しいお言葉を沢山いただいております。
ご足労いただいたお客様に気持ちよくお過ごしいただくために、細やかな心配りを大切にしています

 

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