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代表三輪のコラム

投稿日:2024年2月25日

No22 行動が心をつくり、心が人生をつくっていく

~代表・三輪康信からのメッセージ~
行動が心をつくり、心が人生をつくっていく
社内木鶏会感想文 & チアレッジタイムズ委員会より

行動が心をつくり、心が人生をつくっていく

「知の巨人」と称された渡部昇一さん(元・上智大学名誉教授、2017 年に 86 歳でご逝去)が「人生で一番大事なことは?」と問われて、「できない理由を探さない。そして何が起こっても投げ出さないことだ」とおっしゃったそうです。
できない理由を探す人と、どうやったらできるかを考える人、それが一瞬一瞬、一日一日積み重ねっていけば、とても大きな差になります。だからこそ渡部昇一先生ほどの方でも「できない理由を探さない。絶対に投げ出さない」ということを心がけていたのかもしれません。
私自身、「無理」という言葉はできるだけ言わないようにしているつもりでも、ついつい言ってしまっていました。でも、「無理」と口に出した時点で思考がストップしています。無理やりにでもどうしたらできるかを考える、そういう人が「人財」と言えるのでしょう。
まだまだ修業中の我が身で「投げ出さない心」をつくるにはどうしたらよいのか…と考えていた時に安岡正篤先生(陽明学者、政財官界の指導者に影響を与えた東洋思想家)の言葉が目にとまりました。

活々(いきいき)と清新溌剌(せいしんはつらつ)でいること

人間学を学ぶ雑誌『致知』の特集記事にあった「人間の徳性の中でも根本のものは、活々している、清新溌剌ということだ。いかなる場合にも特に逆境・有事の時ほど活々していることが必要である。その人に接すると、自分までも気が爽やかになる、これが人物の最も大事な要素だ。かくの如き人であれば必ず役に立つ」という言葉にハッとしたんです。
こういうことこそが「投げ出さない心」をつくり、自分の人生をつくっていくのではないかと。心ない言葉をかけられたり、叱責を受けたりしたら落ち込みます。でも沈鬱な表情をみせていたら、まわりのスタッフの士気にもかかわりますから「いかなる場合でも活々していること」がやはりリーダーとしては大事なことです。そのような心をいかに保てるか、「投げ出さない心」にも、まず、そこが大事なのではないかと思い至りました。

心がその人の状況、環境をつくっている

活々とした氣、心をもっている人には人が集まり、情報も集まる、「この人のために何かをしてあげたい、役に立ちたい」という人が自然とできて、その輪がどんどん広がっていきます。そういう状態をつくるのもその人の心です。
当社のスタッフに、いつも朗らかにしていて、一緒にいると自然とまわりの人たちの心の状態まで整えてあげているような人がいます。素晴らしいなと思います。「その人に接すると周りの人の氣が爽やかになる」ということです。
私が師事している和田一廣先生もそういう「氣」を感じさせてくれる方です。ある時も悩みに悩んで深刻な面持ちで相談したのに「いいネ!」という言葉が返ってきてビックリしました。そう言われて「あれっ?これはチャンスなのかな?」と、いい部分を探すようになりました。先生の「いいネ!」という一言で思考が変わったんです。

行動が心をつくる

どんな綺麗な庭だって手入れを怠れば雑草も生えるし、荒れてしまいます。「人の心も同じ」。そもそも自分の心が荒れていると、手入れになんて気がまわらないものです。であれば、もっと丹念に自分の心の雑草を抜いて整えるということに意識して時間を使おうと思いました。
開業当初に参加したセミナーで「ビジネスマンは足元から!」という話を聴いて、毎日、靴をピカピカに磨くようにしたところ、不思議と氣持ちが前向きになるように感じました。「小さな勘違い」なのかもしれませんが、「整った心」と前向きな氣持ちが立ち居振る舞いに表れたのだなと今ならわかります。
また、私は「毎朝 5 時半に起きてトイレ掃除をする」というマイルールを 10 年ほど継続しています。今年からは 5 時起きにしました。「飲食店に入った時に必ずお店の人にお礼を言う」ことも決めています。できた時は清々しいし、その日の心持ちが違います。反対にできなかった時は「自分でやると決めたのに、できなかった自分」に対して自己肯定感が下がります。
自分が「やる」と決めた行動をやりぬく、自分で決めたことを自分で守る、意識して習慣化していく、意識しなくてもできるようになっていれば習慣化できたということです。そうした行動、習慣が自己肯定感を高めてくれる。自分に課したことをやり続けたことが、「やるべきことをやった」という充足感を与えてくれ、自信にもつながり、泰然となれる、形が心をつくり、心が形になって表れるということなのだと思います。

心が人生を運命をつくっていく

「心をつくる」のはなかなか難しいけれども、やるべきことをやっていくことはできる、それを習慣化していけば形になり、心に映し出されていく。やることが明確になり、それを達成できていけば、人は自己肯定感もモチベーションも上がり、心が整い、自信につながっていく、人生とは心に応じたものが展開されるものではないでしょうか。
「できない理由を探さずに物事に取り組み、絶対に投げ出さない心を持つことが重要である」、先生方の教えを胸にしまい、私も日々の行動を積み重ねて、心をつくり、自分の人生を運命をつくっていきたいと思っています。

【社内木鶏会 感想文】

*人間学を学べる月刊誌「致知」をテキストに「社内木鶏会」を毎月、開催しています。全員が指定された記事の感想文を発表し、その中で選ばれた感想文です。

<指定記事~ 対談「チームづくりの要諦は人間学にあり」>
2023年夏の甲子園で優勝を果たした慶應義塾高等学校野球部監督の森林貴彦氏。
中学女子バレーボールで史上初の四連覇を成し遂げた金蘭会中学校バレーボール部監督の佐藤芳子氏。
チームを率いて目覚ましい実績を上げてきた両氏が、指導において人間学を重視する理由や、木鶏会に懸ける思いを、体験を交えて語り合った。

<感想文>
致知では共通して“人間力”や“人間学”の大切さについて書かれている。自分でも人間力が大事だということはわかっているつもりだが、テストの点の様に数値化されるわけでもなく、感覚も人それぞれで、何となく漠然と“人間力が大事”と思っている所がまだまだある。仕事において人間力が高い人=仕事ができる人か?と考えた時、周囲に感謝し、謙虚で素直、ひた向きに業務に取り組む姿勢自体が、チームにいい影響を与えるのだと思った。そういった姿勢は致知でもよく紹介されている。チームの空気が良いと、コミュニケーションも円滑になり、自分以外の考えや立ち回り方を学ぶ機会も増え、結果自分の成長にもつながる。こうやって具体的にイメージできたのは、きっと今回の記事で具体的に語られていたからだと思う。致知や木鶏会を用いて実践していること、その影響など、読み進めていくうちに、致知を読んでいるこの環境に、私も感謝を感じた。
あら探しをすることで、自己重要感欲求を満たそうとしている人も多い中、木鶏会では相手の良いところを見つけ、相手にそれを伝えるという機会があること。今の時代とても大事だと痛感した。『学んだことをどう行動に結びつけていくかが大事』で、それには今回のテーマである“敬、怠に勝てば吉なり”の様に、向上心・成長意欲を常に持ち続け、敬が怠に勝つ毎日を積み重ねていきたいと思う。
〔今月の選出感想文:大塚祥恵〕

【「持ち味カード」で目標設定】

チアレッジでは「持ち味カード」を使用して個人ごとの目標設定を行っています。
70 枚のカードの中から自分の持ち味だと思うものを 5 枚選び、4 人グループになり自分の持ち味だと思うものを選び発表したあと、他者から見た持ち味を発表してもらいます。
他者から自分の持ち味を教えてもらうのはくすぐったい気持ちになりますが、自分の強みを改めて確認することができたり、自分では認識していなかった長所を見つけるきっかけになったりと、いい機会になりました。
また、個々の長所が明確になって、目標設定の道筋ができるため、具体的な行動目標を作成することができます。設定した目標を達成できるよう精進いたします!

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