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代表三輪のコラム

投稿日:2022年11月3日

No7〝会社は潰れるもの、潰れない元氣な会社をつくりたい〟 私が会社を興すきっかけになった原体験

 

~代表・三輪康信からのメッセージ~
〝会社は潰れるもの、潰れない元氣な会社をつくりたい〟
私が会社を興すきっかけになった原体験
~チアレッジの日常~ 電話応対~

〝会社は潰れるもの、潰れない元氣な会社をつくりたい〟
私が会社を興すきっかけになった原体験

なぜ自分は会社を起こしたのか、なぜ、今の仕事をやっているのかということを振り返って考えてみると、前職であったスーパー銭湯時代の二つの体験に基づきます。

バラバラだったお店が、一つの目的に向かってスタッフみんなの気持ちが揃い、笑顔が輝くお店になっていったこと、「自分が変われば周りも変わる」ということを実感できましたし、自分で自分を成長させていくことが大事なんだということを学べた出来事でもありました。

もう一つの大きな出来事は会社が潰れた経験です。私が在籍していたのは温浴事業部でしたが、不動産業、建築請負業を主力とした会社でした。上場して東証一部までいきましたが、そこから会社の空気が変わっていったことを如実に感じていました。地道に地主さんとの人間関係を築き、土地の有効活用をご提案するという泥臭い営業スタイルの会社だったのに、上場すると、お金が集まってくるものですから「商業施設を1施設つくって、売り抜けたら、その売却益は…」「スキームが…」と違う方向に行きだして、そこにリーマン・ショック、資金繰りがショートして民事再生です。

会社が潰れると従業員、従業員の家族、取引先…みんなの人生が崩れていく

本当にいいお店をつくれていたんです。スタッフみんなが「お客様に喜んでもらうために」と一つの方向にまとまり、覇気も笑顔もあって、とてもいい空間だったんですね。

でも債務整理のためにきた人たちはそんなことには一切関心なく、ただただハード面の評価だけ。「社員は1人にしてあとはパートにすればもっと利益が出るでしょ」「誰がやっても同じだろ」「この建物なら、これくらいで売れるかな…」などと私が運転する車の後部座席でふんぞりかえって話す彼らの声、今でも忘れられません。本当に悔しくて悔しくて…。

結局、店舗はいくつかのスポンサーに切り売りされていきました。私は30 代前半でした。3 年程前に独立しようと社労士の資格を取得していましたから、いわば救命ボートをもっていたみたいなものです。でも、その時いた50 歳くらいの支配人の顔が忘れられません。「三輪さんはいいですよね。どこにいってもやっていける。僕なんか、もうどこも雇ってくれない。これからどうしたらいいのか…」と。

結局、大多数の人が辞めていき、前の待遇より良くなった人なんてほぼ知りません。収入が半分位になった人もいます。終身雇用という中でやってきて、その会社の文化に染まり、その中でしか通用しないことが評価されてある程度のポジションにいたのに、会社が潰れてしまえばその価値はなくなります。悲惨です。

トップの経営判断一つで会社は潰れます。潰れた会社の従業員はもちろん、その家族、そして取引先、その施設を愛用してくれていたお客様も、みんなの人生が崩れていくんです。

「会社が潰れずに、続いていくようにするためにはどうしたらいいのか」が全ての出発点に

あんな思いは二度としたくない。潰れない会社をつくろう!と強く決意しました。そう考えていくと、物事の優先順位やリスクの取り方も変わってきます。従業員の育成、関わり合い方も違ってきます。

チアレッジの人事理念「人に優しく、事に厳しく、場は楽しく」もこの経験があったからです。新人だからと見逃していたら、その人のちょっとしたミスでお客様が嫌な思いをすることがあるかもしれない、すると、少なからずブランドイメージを損なう可能性があるし、仕事を依頼される確率が低くなる、売り上げが落ちる、給与が下がる、賞与も下がる、そういうスパイラルに入っていきます。小さなほころびから始まります。だから「事」には厳しくします。だからといって、その人の人格否定をするようなことは絶対にしてはいけませんから「人に優しく、場は楽しく」です。

品質のいいサービスをして、お客さんに喜んでもらって、そして従業員の給料を上げていく、そしてみんなに物心ともに豊かになってもらいたい、そういうことを実現していくためにこの会社をやっているし、その全責任を自分が負っているという覚悟をもって、従業員に、この会社に関わる人たちに物心ともに豊かになってほしいと考えていくのが経営者なのだと私は思います。

皆が会社(組織)という船に乗っている一員であるということ

経営者が全責任を負うということはもっともなんですが、ただし、主体性のない社員、会社の批評ばかりしている人たちをみていると、「あなたもこの会社という船に乗ってるんですよ!」って言いたくなります。そういう人たちの働き方が会社の競争力をそいでいきます。改善すべきところがあれば言うべきだし、自分の会社の悪口を言って、会社のブランド価値をあなたが下げていることに気づいていますか?会社が潰れた時の惨めさを知っていますか?その時になって気づいても、もう遅いんですよと。実際に私自身、会社が潰れることになる前に何かできることはなかったのかと後悔に苛まれました。

私の愛読書である森信三先生の『修身教授録』の中に「立志」「人生二度なし」という言葉が出てきます。「志」を問われると、なかなか難しいけれども、「人生二度なし」、ここから出発することで何かしらの覚悟が生まれます。また、森先生はこの中で、「天真」ということにも触れていますが「その人にしかない良さ、役割というものを持って人間は生まれてくる」ということでもあるそうです。

私がこれまで経験したこと、特に会社が潰れたこと、社労士という資格に偶然、巡りあい、そして独立してから出会った経営者から学んだこともたくさんあります。だからこそ、いい会社をつくりたい、働く人が元氣になれば会社が元氣になる、元氣な会社がたくさん増えれば国も元氣になるという想いで活動しています。私自身も日々、とまどい、悩みながら、それでも従業員の、そしてお客様の笑顔に勇気づけられながら、これからも組織の活力を生んでいくお役立ちをしていきたいし、それが私の「天真」であると感じています。

~チアレッジの日常~

皆様こんにちは!
このページでは「チアレッジの日常」と題しまして弊社が行っている活動や行事など、
私たちの目線でそのままにご紹介させていただきます。
◎チアレッジではどんな人が働いているのだろう?
◎こんな活動をしているんだ!自社でも取り組んでみたい!などなど。。。。
チアレッジの日常を覗いていただくことで、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

NO.7 <電話応対>

電話応対は会社の印象を決める重要な業務です。チアレッジでは、「電話応対マニュアル」や「TEL応対フロー」、「伝言メモ」を独自で作成、またトレーナーによるOJT を実施しております。OJT の最後にはテストを設け、このテストに合格すると、晴れて電話応対デビューとなり電話がとれるようになります。トレーナーは新人が電話応対デビューをするまで責任を持って指導します。今回は、そんなチアレッジ流電話応対教育をご紹介いたします。

☆電話応対マニュアル・TEL 応対フロー・伝言メモ
①電話応対マニュアル
・第一印象の重要性・心を開く挨拶・敬意の伝わる言葉づかい等が書かれたマニュアル。まずはこのマニュアルをしっかりと読み、電話応対の目的や方針を正しく理解し、電話応対の基礎を学びます。
➁TEL 応対フロー
電話が鳴るところから、色々な場面を想定し作成された、フローチャート。フローに沿って練習をすることで、電話応対の流れをしっかりとつかむことができます。
③伝言メモ
伝言メモを使用し、的確に担当者へ引継ぎを行うことができます。

 

 

☆電話デビューまでの道のり

①ロールプレイング
まずはトレーナーとロールプレイングを行います。色々な場面の設定を用意し練習を繰り返すことで、実践力を身につけ、実際の電話応対の時にも慌てずに
しっかりとした電話応対ができるようになります。

➁トライアルテスト
次に、トライアルテストを受け、自身の得意・不得意等、課題を把握し、それを元に1~5 日間、先輩の電話応対を観察しながらメモを取り、ケーススタディを
深めます。観察終了後、最終テストに挑戦します。

③最終テスト
電話応対チェックリストに沿ってトレーナーが採点を行い、合格基準をクリア&合格判定後、晴れて電話デビューとなります。

 

最初に電話に出た人が「我社の顔」。
誰もが会社を代表しているという意識を持ちながら
丁寧な電話応対でお客様に信頼して頂き、
お客様から選ばれる会社へと自分たちでつくりあげます!!

 

 

 

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