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代表三輪のコラム

投稿日:2023年11月25日

No19 ―減り続ける生産人口― 採用は経営の最優先課題になってきた

~代表・三輪康信からのメッセージ~
―減り続ける生産人口―
採用は経営の最優先課題になってきた
社内木鶏会感想文 & チアレッジの成長面談

―減り続ける生産人口―
採用は経営の最優先課題になってきた

先日、チアレッジゼミナールを開催させていただきました。テーマは「採用と面接」です。ここ数年、どんどん採用が難しくなっていると感じています。応募自体が少なくなっているということもありますが、せっかく内定を出したのに「他社で採用が決まりました」と辞退されるということも少なくありません。
日本の生産年齢人口は減り続けていて、2050 年には現在の 70%ほどになると推計されています。2022 年の出生数は 80 万人を割りました(1949 年の出生数は 269 万人)。
この先の採用活動はますます難しくなることがうかがえます。といって「人がいないから」と安易に採用してしまうと、後で、とても苦労することになります。日本の法律は解雇に対して非常に厳しくとらえていますので、安易な解雇は大きなリスクをはらみます。

まだまだ足りていない採用への取り組み

応募者数を増やす取り組み、面接前辞退を減らす取り組み、面接への見極めと惹きつけの強化、内定辞退を減らす取り組み等々、できることは沢山あります。こうした取り組みを一つひとつ積み上げることで、確実に人財採用につながります。

① 採用 HP(ホームページ)の作成
ハローワークで求人情報を見た求職者は、大方の人が、スマホやパソコンで自分が応募しようとする会社を検索しているはずです。その際、会社の理念や考え方、働いている社員の方の顔写真入りの紹介などが書かれている会社と、給与などの条件のみが書かれている会社と、どちらに応募するでしょうか?
例えば「レンガを積む仕事です」と伝えるか、「このレンガを積んで、この地域の子供たちが、笑顔で元氣よく学ぶための学校を造る仕事です。」と伝えるか、それによって、同じ環境で同じ仕事なのに、惹きつけ度が全く違ってきます。
もう一つ、中小企業の良いところの一つとして、社長、トップと比較的近い距離で仕事ができることがあげられます。成長意欲の強い人はなおさら、そういうことを欲している人も多いでしょうし、求職者が目にする HP には、ミスマッチを防ぐためにも、会社がどんな人を求めているのか、社長がどんな想いで、ビジョンで経営をしているのか、会社の風土などをぜひとも載せてほしいと思います。

② 面接前辞退を減らす
複数人で担当する必要がありますが、まずは応募があったその日にレスポンスを返すこと、「この人、いいな」と思ったら、すぐに面接の連絡、打診をする、担当者が休みで対応が遅れるなどといったことがない様にすることが大事です。
一次面接は 15 分程度のリモート面接をお勧めしています。そこでいいなと思ったら、すぐに二次面接の日時を確定します。ほとんどの方が複数の会社に応募しているでしょうし、良い人ほど、他の会社に決まってしまう確率が高くなりますから、一次面接と二次面接の間隔はできるだけ短い方が良いでしょう。私は一次面接でも二次面接でも「この人良いな!」と思ったらできるだけ早めに「採用」と伝えるようにしています。

③ 面接の目的は見極めと惹きつけ
私が見ているのは「思考の癖」です。前職、前々職を辞めた理由などを中心に「思考の癖」を読み取っていきます。一番外せないポイントは他責思考な人、マイナス思考な人かどうか。コップ半分の水をもらって「コップに半分しか水が入っていない」という解釈もあれば、「コップに半分も水が入ってる」という解釈もあります。
松下幸之助翁は面接で運がいいかどうかを聞いたそうです。運がいいか悪いかというのは、その人の解釈なので、「思考の癖」を読み取るための質問だったのではないでしょうか。
次に惹きつけです。第一印象がかなり左右しますから、最初に誰が対応するのか、どのように対応するのかを決めておく必要があります。当社では、メッセージカードとホワイトボードに歓迎のメッセージを書いて、お出迎えをするようにしています。

やはり「勘」も大事

その人を採用するかどうか、最後は「勘」です。「勘」と言っても、それは意思決定の数に比例して研ぎ澄まされていくものなのではないでしょうか。重要なのは、採用を失敗した際に、最も重い責任を負う人が採用を決めること。採用責任者を明確にしておく、やはり社長が一番であるように思います。最も真剣に判断できる人、そういう人でなければ、PDCAのサイクルも機能しません。
同じ、「じんざい」でも「人財」「人材」「人在(ただいるだけ)」「人罪(いることが罪になる人)」とあります。如何に人財を採用できるか、会社の未来がそこにかかっています。

【社内木鶏会 感想文】

*人間学を学べる月刊誌「致知」をテキストに「社内木鶏会」を毎月、開催しています。全員が指定された記事の感想文を発表し、その中で選ばれた感想文です。

<指定記事~ 特集『時代を拓く』>
時代を拓くとは自分を拓くこと、自分の運命を拓くことである。一つの時代に対し、自分の運命を拓いていける人にして、初めて時代を拓くことができる。
致知もまた一つの時代を切り拓いてきた。致知の愛読者によるお話しと共に、四十五年の歴史を踏まえ時代を拓くリーダーの条件について記されている。

<感想文>
自分を拓くとは『一心不乱、無我夢中に取り組むこと』。
今まで『一心不乱、無我夢中に取り組む』ことがあっただろうか。と過去を振り返る自分と、同時に“この先『一心不乱、無我夢中に取り組む』ことができますように”と祈るような気持ちも沸き上がりました。
このように、毎回致知を読むと自分の過去と未来に意識を向けるのですが、あまりにも、そこに意識を向けすぎてしまうと、無我夢中になり切れず、自分で自分の行動を抑制してしまうような気がしました。『あの時、ああしとけばよかった…』という過去の後悔の念や、『もし上手くいかなかったら…』といった未来の不安の感情が生じてくるからです。勿論過去から学ぶことはとても貴重ですが、過剰に意識を向けすぎると思う存分チャレンジできないような気がしました。そして自分を拓くには、実際に行動を起こし続けなければなりません。それには強い精神力が必要だと思います。この精神面の支援を、致知はしてくださっているのかなと記事を読みながら思いました。苦悩からの成功、失敗からの教訓など、自分の人生だけでは体験できない事を、致知で疑似体験でき、ふと不安になった時に背中を押してくれる存在なのではないでしょうか。
今後も致知を通して自分と違う世界の他者に出会い、学び、自身の新たな可能性や変化を発見していきたいと思いました。
〔今月の選出感想文:大塚祥恵〕

【チアレッジの成長面談】

チアレッジでは 2 ヶ月に 1 度「成長面談」を行います。
この成長面談で使用する評価シートは、各人の持ち味にフォーカスした項目が設定されております。チアレッジではできない事、苦手な事ではなく各人の持ち味をいかに伸ばすか?を大切にしており、各人の持ち味を最大限に発揮し、どのように会社に仕事に貢献できるか?を考えます。「これができた!」「上司に認められた!」という気持ちになれる面談はとても楽しい面談となります。また、持ち味には他人から見た持ち味も項目に含まれており、新しい自分を発見できる場となります。
ぜひ皆様も「持ち味」にフォーカスしてみませんか?

 

-代表三輪のコラム

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