こんにちは。チアレッジの三輪です。
この前の日曜日にカフェで読書をして頂きの出来事をシェアしたいと思います。
私の座った席のすぐ右側に自動ドアがありましたが、その日はスイッチを切っていたのか
自動ドアについているボタンを押してもドアが開かないようになっていました。
表示が見にくかったようで、私が滞在した2時間の間に50人くらいは自動ドアのボタンを
押しては諦めて別の入り口を探していました。
そんな中で一人だけ違う行動をとる方がいました。
50代くらいの男性かと思いますが、自動ドアのボタンを押して、ドアが開かないのを確認すると
別の入り口を探す前に、自動ドアを手で開けようと試みました。
それまで何十人と諦めている人を見ていた私も意表を突かれました。
結果、ドアは簡単に開いてしまいました。この男性は何事もなかったように、店内に入り席を確保して
注文をしに行っていました。
この行動を見て、自らの仕事に置き換えてみると、大変興味深いなと感じました。
法律的には無理、制度的には無理、行政からある担当者から無理と言われたなど、自らの仕事の場面を
思い浮かべてみると、こういった場面は多々あるなと。
この時にどうするかが決定的に違いを生み出すのだと思います。
この男性のように、自動ドアの電源が切れているだけかもしれない、手で開けてみようと考えることが大事ではないでしょうか?
制度や法律をいかに解釈して、違う角度から物事をとらえることによって、可決方法を見出していくこと。
これが、これからの仕事人に求められる力だと感じました。
ちなみに、ドアを手で開けようと試みた人も、ドアを手で実際に開けた人も
50人中たった1人でした。確率2%ですね。
考えさせられた出来事でした。