皆様、おはようございます!
チアレッジの三輪です。
本日はドラッカー教授のこの言葉をご紹介致します。
「組織が成長するほど、特に成功するほど、組織に働く者の関心、努力、能力は組織の中のことで占有され、外の世界における本来の任務と成果を忘れていく」
自分の地位を守るため、社長のご機嫌をうかがうため、○○さんへの遠慮、自分の正しさを主張するため等、これら内向きの力により、組織の外への貢献が犠牲にされている組織が多く見られます。成果とは顧客がもたらしてくれるものであり、それは顧客への貢献に焦点が当たっていて初めて可能になるのです。そして、ドラッカー教授は以下のようなことも仰っています。
「貢献に焦点を合わせることによって、コミュニケーション、チームワーク、自己開発、人材育成という成果をあげるうえで必要な四つの基本的な能力を身につけることができる」
従業員同士の仲が悪い組織があります。「あの人の仕事のやり方はおかしい」「あの人は思いやりがない」「あの人はいつもいい加減な仕事しかしない」等、他者批判を互いにしている組織では、貢献に焦点が当たっていないのです。この組織は何によって社会に貢献するのかを定めているのが、経営理念です。わたしは組織経営において最も大事なのは経営理念を定めてこれを全社で徹底して共有することだと思います。人間というのは放っておくと、外への貢献ではなく内に目が向いてしまうものですね。
組織のリーダーとして、経営理念や価値観を明確にし、チームメンバーに熱意をもって語り掛けていくと事が重要ですね。
改めて自らの役割を強く認識しました!
それでは、皆様、本日も張り切って参りましょう!!