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JALの奇跡

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皆様、こんにちは。

チアレッジの三輪です。

JALの奇跡という書籍を読みました。

2010年に2兆3,221億円というきょがくの負債を抱えて会社更生法の適用になった

巨大企業の再生を成し遂げたのは、経営の神様と言われる稲盛和夫さんです。

この本の中で最も印象に残ったのは、以下の公式です。

「人生・仕事の成果=考え方×熱意×能力」

熱意と能力は0点から100点まであり、考え方は-100点から+100点まであると

いうことです。

JALという組織はもちろん高学歴で能力のある方が多かったのだと思いますが、

熱意に関してはとても低い状態で、考え方もマイナスの状態だったようです。

よって、結果として仕事の成果はマイナス(赤字)になってしまったのです。

船井幸雄さんの成功者の3要素に、素直・プラス発想・勉強好きというのがありますが、

社会人になってから勉強する人とそうでない人とではその後の能力値に大きな開きを生じます。

社会人になってからの勉強は自分で取り組むしかありません。そこには熱意が重要な要素になってくる訳です。

目標を絶対に達成するぞという熱意があって努力が生まれてくるんですね。

 

そして、最も大事なのは考え方です。

とても仕事で大きな成果をあげていた人がいても、いつの間にか傲慢になり、

大きな失敗をしてしまったりします。

正しい考え方とは何でしょうか?稲盛さんは人としてどうあるべきか?と考えられるそうです。

これって、私たちが子供たちに教えることです。

謙虚である。感謝の氣持ちを持つ。思いやりを持つ。プラス思考で考える。人の幸せを考える。

約束を守る。挨拶をする。笑顔で接する。はい!と返事をする。などなど

子供に教えていること。または、子供のころに親から教わったことですよね?

これが大人になるとなぜかできなくなってしまうのです。

 

JALでは、考え方をJALフィロソフィ教育でプラスにし、アメーバ経営で熱意を引き出し、

結果として、奇跡の復活を遂げたのでした。

 

我々中小企業でも真似できることが沢山あるのではないでしょうか?

 

それでは、本日も全力で駆け抜けます!

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