Question

正社員と違って、人によって勤務日数や勤務時間が変わってきますが、具体的に有給休暇をどのように与えれば良いのでしょうか？

 

Answer

「有給休暇は正社員しか与えられない」と思っている方もいると思います。

しかし、一定の要件を満たせばパートタイム労働者の方にも有給休暇が発生します。

【有給休暇発生のための条件】

・雇用された日から、6か月継続して働いていること

・その期間内に契約上の全労働日の8割以上を出勤していること

上記2点を満たしていれば、出勤日数に応じて一定数の有給休暇が発生します。

 

１.正社員同等の時間数・日数の勤務がある場合（週所定労働時間30時間以上、所定労働日数が週５日以上、又は１年間の所定労働日数が217日以上）

勤続年数	６か月	１年 ６か月	２年 ６か月	３年 ６か月	４年 ６か月	５年 ６か月	６年 ６か月以上
付与日数	１０日	１１日	１２日	１４日	１６日	１８日	２０日

2. 週所定労働時間30時間未満で、所定労働日数が週４日以下、又は年間２１６日以下の場合、次の表に基づく「比例付与」の対象になります。

勤続年数	６か月	１年 ６か月	２年 ６か月	３年 ６か月	４年 ６か月	５年 ６か月	６年 ６か月以上
週：４日	７日	８日	９日	１０日	１２日	１３日	１５日
週：３日	５日	６日	６日	８日	９日	１０日	１１日
週：２日	３日	４日	４日	５日	６日	６日	７日
週：１日	１日	２日	２日	２日	３日	３日	３日

 

上記は法定で定められた付与日数のため、会社ごとで日数が異なる場合がございます。詳しくは会社の就業規則をご覧ください。